漢方にもポリファーマシー

みなさん、「ポリファーマシー」って聞いたことありますか?
おそらく一般の方は聞いたことないでしょうね。

今、医療の中で取り上げられている問題の一つです。

ポリファーマシーとは簡単に言うと、「薬の飲みすぎ」です。

今、1日に何種類の薬を飲んでいますか?

ファミレスやコーヒーショップで年配の方が集まっておしゃべりしている内容を聞くと大体病気の話が話題になっていますね。
「あの薬がいい」「肩こりがあそこで治った」などなど、みなさん持ちネタが多いようで話は尽きないみたいです。

薬に関してもたくさん持ってるようで、話を聞いてしまうと「大丈夫かな?」と思う話もちらほら聞こえてきます。

少し前にテレビや新聞などでも、高齢者は薬が何剤以上だとよくないなどという情報が出ていましたが、
情報が出た時は患者さんも敏感に反応して、こんなに飲んでて大丈夫かしらと心配になってたずねてくる患者さんも結構いらっしゃいましたが、しかし、あふれかえる情報に埋もれてまたいつものごとく大量の薬の毎日に戻っていきます。

漢方にもポリファーマシー

最近は漢方薬をだすお医者さんもずいぶん増えました。患者さんも漢方なら安心のようで、行った先々で漢方薬をもらうようです。お医者さんも漢方薬なら多少重複しても問題ないだろうと思っているふしがあり、容赦なく処方してきます。

実際、よっぽど作用が重なる、作用が反対、ある成分が多すぎるなどの場合を除いては薬局側から問い合わせをすることはありません

そんな状態を続けていたため、漢方薬もついにポリファーマシーの問題を抱えることとなってしまっています。

本来、漢方薬は健康で元気にしてくれるものですが、その用を足さないまま大量に消費されているのが現状です。

何が問題

ポリファーマシーが問題とされるのは1番は医療費の高騰で財政がひっ迫しているからです。

国もどこか無駄を削減出来るとこはないかといろいろ探しています。
そこで目についたのが、薬剤の多剤服用です。

無駄な薬を削減するのだから患者さんのためにもなるしいいと思ったのでしょう。

しかし、しかし、高齢者はなかなか薬を手放しません。
せっかく先生が出してくれたんだから、もらえるものはもらっていくという考えのもと、手元に大量の薬をため込んでいます。

ポリファーマシーの問題は本来ならば患者さんの健康のためを第一に考えるものですが、それに関しては”ほぼ”心配ありません。

なぜなら、患者さんもバカではありません。
ちゃんと、飲む薬、飲まない薬を自分で選んでいます。
元気に病院に通っている患者さんは胃薬や痛み止め、整腸剤にビタミン剤などは必要ないものとわかっています。
ですので、しっかり調節して飲んでいます。だからポリファーマシー問題で”元気な”患者さんの健康は心配ないのです。

患者さんにとって一番大切なことはお医者さんが「機嫌よく」診てくれることです。
そのために薬を出してくれるというのであれば、飲まなくてももらっておいたほうがいいのです。

結局、患者さんのためと言いながらポリファーマシー問題を解決しようとしているから医療関係者の中では声高に盛り上がっていても現実の改善の歩みが遅いのが現実です。

これは医療者側の問題です。
お医者さん同士の関係、病院とクリニックの関係、医師と薬剤師との関係、病院の薬剤師と薬局薬剤師との関係など、何がそんなに偉いのかわかりませんがいつまでたっても相手を小ばかにする貧弱な考えや態度があるから意見、見解が通らず正しい医療が捻じ曲がっているのだと思います。

また、医療関係者にも、薬をもらう側にも費用意識がないことも問題のひとつだと思います。

そんないつまでたっても問題解決できそうにない中、大量の薬が処方されて捨てれらていって、いったい誰が「得」をしているのでしょうか?

 

 












漢方に関するご相談 新宿御苑駅徒歩2分
漢方相談 漢玄堂薬局

あなたの症状に合わせて、オーダーメイドの漢方薬を作ります。なかなか改善しない症状を漢方薬で解決します!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です